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備前焼

土と炎の出会い
備前では、”古きよき伝統”を守り、昔ながらの登り窯、松割木を用いて、備前焼を作っています。
土そのものが炎に焼かれ、長時間かけて出来上がります。この極自然な、土と炎の出会い、その融合によって生み出される、素朴で手作りの温もりの感じられる焼き物、それが備前焼です。
その土味を生かした焼成、姿の美しさ、巧まない作行きによって生み出された、枯淡で素朴な味は、日本美の原点であり、時代の風潮とか流行とかを超越して、多くの日本人に愛されてきました。
素朴にして武骨な備前焼は、自然を愛し、よろずの神を崇(あが)める日本人の気質に合っており、その心をとらえて離しません。


 
何も足さない
中世から続く古いの窯業地、六古窯 (ろっこよう) では、釉薬 (ゆうやく = 陶磁器等の表面をおおっているガラス質の皮膜) を使わない無釉 (むゆう) 焼き締めでスタートしましたが、今日まで無釉焼き締めを通しているのは、備前だけです。

無釉薬の秘密は土
備前焼が無釉薬であり続けられた秘密は、その土にあります。

備前の土は鉄分が多く、ねばりけがあって、使いやすい土です。しかし、耐火性はあるものの温度の乱高下に敏感なため、長時間かけてゆっくり焼き締めなければなりません。時間をかけると土の収縮率が大きくなり、釉薬の溶け具合と合わなくなります。

釉薬の溶け具合をコントロールできたとしても、備前の土は鉄分が多いので、釉薬をかけると黒っぽい下地が現れてしまい、綺麗に仕上がりません。かつて釉薬の使用も試みられましたが、こういった土の特性のため、備前焼は我が国唯一の無釉薬の焼き物として、今日まで脈々と歴史をつないできたのです。

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